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鏡面磨きでビアカップ作り

  • koukobiyori
  • 2016年2月27日
  • 読了時間: 2分

日本の洋食器の9割を生産する燕市。

金属加工の最後の工程「磨き」は、鍋ややかん、ボールなどキッチン用品にとどまらず、カーブミラーや飛行機の機体、そしてアノiPodの背面にも使われている技術。

その「鏡面磨き」の技を見学&体験できる「燕市磨き屋一番館」を訪ねました。

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研磨機に向かってひたすら金属研磨をしているのは10代〜20代の若者たち。ここは後継者の育成と技術振興を目的とした職業訓練施設で、1~3年生9名が磨きの技術を学んでいます。

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毎分2000~2300回転という目にも止まらぬ速さで回る研磨機で製品を磨くわけですが、金属を磨く布を「羽布(ばふ)」といいます。幾重にも布を重ねてホイール状に束ねてあり、その弾性により表面を均一に効率よく磨くことができるのです。様々な大きさと異なる素材の布を使った羽布に、粗磨きには酸化セリウム、中磨きにはアルミナ、仕上げ用には酸化クロムの研磨剤をつけて、曇った表面を鏡のように磨きあげていきます。

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大人に人気のビアカップ磨き体験は、粗磨きの終わったカップに中磨きと仕上げ磨きを施します。研磨機に巻き込まれないように、長い髪の毛は結び、ネックレスやストールなどは取り、エプロンをし、摩擦熱に耐えられるよう軍手を二重にしてのぞみます。

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研修生の方が見本を見せてくれるので同じように、膝の上で両手を固定してビアカップを持ち、体全体で羽布に押し付けるようにしながら左右に動かして磨いていきます。はじめは恐る恐るぎこちない動きでしたが、慣れてくると羽布の回転力にあらがうように力を込める加減がわかってきます。カップをゆっくりと動かし続け、均一に、リズミカルに動かすのがいいみたい。慣れて楽しくなって来たところで体験終了。もうひとつ作りたい(笑)。

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初心者でも自分の顔が映るくらいの鏡みたいなピカピカのカップが出来上がりました! これで冷え冷えのビールを飲んだらさぞかしうまかろう…。頭の中は今夜の乾杯のことばかり(笑)。ビール好きの方にはぜひともおすすめしたいです。

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燕市磨き屋一番館 (http://www.tsubamekenma.com/info)

住  所 新潟県燕市小池3633番地7

電  話 0256-61-6701

営業時間 9:00〜17:00

休  み 燕市産業カレンダーに記載されている休日

料  金 ビアカップ磨き体験は高校生以上で1500円(要事前予約) ※小・中学生はスプーン磨き体験800円

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元記事 :和を知るミチシルベ

アップ日:2016年2月27日

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