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カルナヴァレ美術館 /パリ市歴史博物館-Musée Carnavalet /Histoire de Paris(フランス・パリ)

  • koukobiyori
  • 4月5日
  • 読了時間: 3分

パリ・ミュージアム巡りの3日目。

朝イチでサクレクール寺院を見学した後、我々の班が向かったのはカルナヴァレ美術館(パリ市歴史博物館)です。

美術館と名付けられていますが、実質は歴史博物館で⾒応え充分。先史時代から現代に⾄るまでのパリの歴史のみに特化した、世界でも珍しい都市歴史博物館です。ルーブルやオルセーのような超有名作品はないものの、パリの歴史が端から端までわかるツウ好みのミュージアム。

 


成り立ちは19世紀半ば、⼤規模なパリ改造計画により、中世以来の古い街並みや歴史的建造物が次々と取り壊されていくなかで、失われゆくパリの歴史を記録し、後世に残すための博物館が必要だという考えが浮上(素晴らしい!)。 1866年、マレ地区にあった16世紀のルネサンス様式の邸宅で、かつてセヴィニエ侯爵夫⼈が暮らしていた「カルナヴァレ館(Hôtel Carnavalet)」をパリ市が購⼊。改装を経て、1880年にパリ市所有の美術⼯芸品を⼀般公開する歴史博物館として開館しました。 61万8,000点以上の多様なコレクションを所蔵しており、絵画、彫刻、家具、⼯芸品、写真、模型、考古学資料など。

 


主な展⽰品は、ルイ16世様式の「⻘のサロン」など、貴族邸宅の豪華な内装がそのまま移築・再現された「時代の部屋」。そして、フランス⾰命期のマリー・アントワネットの遺品や、タンプル塔で描かれたルイ・シャルル王⼦の肖像画など、フランス⾰命に関するコレクション。見ていて楽しいのは、かつてパリの街を飾っていたユニークでカラフルな店の看板コレクション。


我が街の歴史を学ぼうという学校の校外学習利⽤やファミリーでの訪問が多く、観光客よりはパリジャンの方が多い印象。没入感のある「時代の部屋」展示は、まさに百聞は一見にしかずで、文章で説明されるよりずっと記憶に残るはず。ハンズオンや⼦供の描いた絵を利⽤した解説も多く、展示台は⼦供向けに低く設えてあり、子供ファーストな要素がそこここに。


実物(左)と大人向け解説(中)と子供の絵(右)


かといって⼦供騙しの内容ではなく、紀元前の歴史から現代まで、じっくりたっぷり学ぶことができた。実物、模型、再現、映像など、いろいろなコンテンツ盛りだくさん。 これでいて無料だから感⼼する。



歴史を感じさせる階段を降りた地下には、大好物コーナーが(笑)! わーい!


 

⽇本語版のガイドをスマホにダウンロードして⾒ることができたのですが、私のスマホはうまく使えず断念。館の構造がやや複雑で、順路表⽰がないため迷うこともしばしば。同じ班の上長がフランス革命ファンだったのもあり、想像以上にじっくり見学となり、ルーブルを除けば今回の視察で⼀番時間をかけて⾒ました。

 

そしてショップも視察中⼀番の高ポイントでした。⼦供の利⽤の多い博物館でしたが、ショップは⼤⼈の利⽤率が⾼く⼦供は少なめ。パリの街の看板は可愛くておしゃれでグッズに落とし込みやすいようで、バッグ、⽂房具、メガネケース、靴下など各種商材に使われていました。⽇常遣いのグラスなどの⾷器類も置いてあり、⽣活雑貨店の様相も。



また天井の作りが秀逸。周囲にはキャットウォークが設けられ、天井には⾦属板が多数ぶら下がり、それらが逆さまにパリの街を表していました。什器は凝ったものでは無いけれど、装飾壁などと相まって洒落た印象で、非常にセンスの良いショップでした。


 

CABARET CHAT NOIRの看板モチーフトートバッグを自分へのお土産に。上下の太文字は刺繍になっているところが凝っていて、めっちゃお気に入りで使っています♪


訪問日時:2025年11月23日(日) 10時訪問

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